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【転職体験談】新卒で入った会社を2年5か月で辞めた話④ ~退職表明からがまた大変~

3話はこちら

 

こんにちは、ホワイトチャンネル(@WHITEChannel3)です。

昨日、一部の県において緊急事態宣言が解除されましたね。

GW明け以降、体感ではありますが、やはり人出が多くなっているように感じます。

個人的には、ここ1週間の人出増加の影響がどれだけ感染者数に影響してくるか、が焦点だと思います。

たまに外の空気を吸うと、やはり人との交流は人間にとって不可欠だと感じます。

だからこそ、耐えるべき時はしっかり耐えて、来るべき″春”に向けて最高の準備をしていきたいです。

さて、今日も続きを書いていきます。

昨日までの記事は以下をどうぞ。

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辞めることが決まってからが大変「地獄の2ヶ月」

晴れて辞めることが決まった6月上旬。しかし、ここからが大変でした。

まず、わたしの最終出社日が全然決まりませんでした。

当初、私が想定していたのは8月末いっぱいでの退職。5月末に申し出ているのですから、実に3か月余裕があります。1ヶ月有給消化したとしても、2ヶ月あります。

ですので、普通にいけば6月中には十分決まりそうなものですが、、

7月上旬でも決まっていませんでした(笑)

当時、わたしは有給のほとんどが残っていたので、お盆休みで出勤日が少ない8月は丸々有給消化で過ごせる見通しでした。

なので、7月最終週のどこかで・・・と考えていたのですが、7月上旬でもまだ決まらない。

この頃、前述の大型案件の納品とも重なり、多忙を極めていたわたしは、もう怖いものなどなくなっていました。

そこで、入社して初めての反撃にでました。

課長をすっ飛ばし、絶対権力を握る部長へ直談判メールをしたのです。

内容はざっと以下。

 

「5月末に申し出た退職ですが、最終出社日はいつ決めるのでしょうか。

先日ちょっと待ってと言われてから3週間以上経ちますが、状況は進展していますでしょうか。

有給消化もありますので、わたしは7月最終週での退社とお伝えしていたはずですが、どうなっていますでしょうか。

お分かりの通り後任への引継ぎもございますので、至急ご対応ください。

よろしくお願いいたします。」

 

文面は極力丁寧にしましたが、普段波風の立たない部署が慌てるには十分のインパクトだったようで、速攻部長からわたしのメールを転送された課長以下の管理職が慌てているのがわたしまで伝わってきました。

ブラックな企業であればあるほど、最終出社日はうやむやにされがちです。こちらから主導権を握って決めていかないと、結局有給消化できないなど、こちらが泣きをみることになるので、強い気持ちをもって、毅然と対応することを強くオススメします。

この後、急遽別部署(地方)の若手が後任として異動してくることとなりました。

つまり、わたしが言わなければ何も進めていなかった、ということです。

この後任の方、私の2年ほど先輩で、地方で結婚されたばかりの方でした。

「結婚したてだから辞めないだろう」という見立てで白羽の矢が立った、と専らのうわさでした。

申し訳ない気もしますが、んな人に異動を3週間前に通達する会社やばいだろ。

東京には僕が辞める1週間前に来なきゃいけないので実質2週間で引継ぎ&引っ越しとか地獄ですよ。

3か月前から心積もりしていたわたしと違い、その人はガチで3週間前に初耳ですからね。

私が言ってから動き出すからこうなってると思うと、それまで何してたんだとしか言いようがないです。

毎日カウントする退職日までの日数

決まらない退職日も大変でしたが、仕事も過去イチで大変でした。

これは私が特殊だったかもしれません。

というのも、前述の大型案件について私は「この仕事だけはやり切って辞めよう」という想いが強く自分の中にあり、同時に私以外ではできない仕事でもあったのです。(担当者が私しかいないため)

しかし、この仕事を最初から最後までやり遂げたおかげで次の楽天、そして現在の仕事にも就けましたし、何よりお客様に心から感謝していただけたことが私の財産となっています。

心身ともに消耗しましたが、何とかやり切ってよかったです。

(といっても、やり切ってよかったかは人によってそれぞれです。わたしは何とかやり切れましたが、もうそこまで気力が残っていないということもいくらでもあると思います。どんな仕事でも、あなたの命より大事な仕事はありません。あなたの使命はあなたの命を守ることです。死んでもそこは引き下がってはいけないラインです。たった1つだけ約束してください。どうか、自分を守ってください。)

人生で「あの時は大変だったけど、やってよかったな」ということ、ありますよね。

この経験はそれにあたるものだと思います。

ただ、部活動の辛い合宿のような、終わった後100%心からスッキリして言える「やってよかったな」ではありません。

心身ともに(特にメンタル)とても危ないバランスで何とか平常を保ちながらの、非常に際どい期間でした。

また、フィジカルの辛さはその後休息することできちんと回復しますが、動悸や倦怠感などを伴うメンタルの不調は明らかな異常なのでその後休んでもそうそう簡単に回復しません。一度壊すと膨大な時間と休息が必要となります。何より完治が自分でもわからず、ふとした瞬間にフラッシュバックしたりします。

フィジカルとメンタルはとても密接に連携していて、自律神経の乱れは心身のダメージへ直結します。

何らかの不調を抱えている方は、とにかく心身のバランスを戻すべくできることをすべてしてください。

例えば、食事、睡眠、運動。というかこれがすべての基本です。

どれか一つでも欠けると自律神経は乱れます。

そうすると極端な体重の増減や朝起きられない等の不調、そして仕事面にも色濃く影響が出てきます。

とにかく、自律神経を整えることを最優先に意識して、自分を守ってください。

 

だいぶ脱線しましたが、本当に伝えたいことだったので書きました。

当時の私はというと、退職日まで、1か月前から毎日カウントしていく日々でした。

メンタル的には逆効果だったと思いますが、せずにはいられませんでした。

 

辞める時に絶対やってほしいこと

・退職を決めてからは強い気持ちで退職を断行すべし

先程も書きましたが、退職を決めてからは強い気持ちをもって辞めてください。

スッキリやめることが次へと走り出す推進力になります。決めたからには振り返らず、イヤな思い出があるならバッサリ切って、スッパリ辞めてやりましょう。

会社にとっては厄介なことですので、ダメな会社ほどスムーズに話が進みません。

「主導権はこっちにあるんだ」との強い気持ちで、しっかりとご自身の権利を主張し、退職を勝ち取ってください。

・ボーナスはもらうべし

ボーナスは必ずもらいましょう。対等な契約なのでせこいとか一切ありません。

特に、退職後に転職活動する際には貴重な資金となります。

もらえるものはもらう。この精神で行きましょう。

・必ず有給消化すべし

有給消化もボーナスと同じです。結局わたしは3日妥協したものの、新卒では異例のほぼ1ヶ月有給消化という形で退職できました。

(前例がない、との意味不明な理由で3日妥協したことすら悔しいですが)

※ちょっと話がずれますが、退職日を決めてからは基本的に休めないので、その点、会社に行くのがしんどいところまで追い込まれている人には心理的負担になるかも知れません。

5話につづく

 

さて、また随分長くなってしまいました。

明日で完結させます。

 

とにかく、メンタルの不調に陥っている人、孤独を感じている人、そんな人のためになればと思って書きました。

こういうとき、味方がいないように感じると思いますが、決してそんなことはありません。

あなたが生きていることが希望となります。

Do for Others.

今日も生きられたことに感謝です。

明日、またお会いしましょう!