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失敗の重要性を考察する ”失敗なき成功はベスト?”

こんにちは、ホワイトチャンネル(@WHITEChannel3)です。

4月からテレワークしていたわが社ですが、6月以降も継続することが決定しました。

また、給与も5月分は満額支給でしたが、6月は約1割カットとなる見込みです。

正直、居住環境にかなりの固定費をかけている私としては結構な痛手なのですが、保証された給与があるだけでも有難い話です。

なので、この対応に感謝こそすれ、不満など一切ありません。
むしろ、このタイミングで転職させていただいたことに心からの感謝の念を抱いています。

コロナ後といわず、採用していただいた分の10倍は恩返しできるよう頑張ります。これはやらねば自分として自分に胸を張れない。

そもそも将来的にフリーランスを目指している私にとって、本来固定給をいただけないなんて当たり前です。
お金をいただける仕事があるなんて、ありがたいです。

いかに自分で仕事をつくっていけるか。
人に働きかけていけるか。
この1点が、私の人生の勝負だと思います。

自分が色んな体験をして、人の心の機微がわかるようになる。
そんな人間を目指していきます。

さて、本日は「失敗の重要性を考察する 失敗なき成功はベスト?」と題して書いていきます。

 
きっかけは「沼」


引っ越してのころ、わたしは炊飯器調理ばかりしていました。
筋トレする人にとってはおなじみの通称「沼」

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※この沼は事前に食材をカットしています

こればかり食べていました。

作り方はいたってシンプル。
普通に炊飯器に米を入れて、水も入れて、その上に鶏肉や
野菜といった具材を入れて炊くだけ。
炊きあがり後、8時間保温し続けたら完成です。
もちろん、すぐ食べても全然OKです。

これのすごいところは、具材を一切カットする必要がないこと。
鶏むね肉を1枚そのまんま入れても、炊き上がれば簡単にほぐれます。

忙しい中では手間いらずの万能調理法です。

しかし、沼を食べ続けて2週間したある日、突然失敗したのです。
出来上がったごはんはまだ芯が残っており、ごはんと水分が完全に分離し、池のようになっていました。
正直、とても食べられたものではありません。(食べましたが)

そして翌日も、また失敗しました。

これまで毎日うまくいっていたのに、突然どうして?

失敗の原因

・無意識の行動

調べたところ、失敗の原因は「具材を入れてから混ぜたこと」でした。

混ぜると、熱の入り方にムラができる原因になるのだそうです。

また、2週間の間にだんだんと凝りはじめ、水以外に料理酒や醤油などの調味料を入れたのも良くなかったようです。

水よりも濃い液体があると、そちらの塩分を先に吸ってしまうため、お米に水がうまく吸収されないとのことでした。

自分としては「いろいろな具材を入れているだけ」でしたが、お米にとっては「野菜」と「調味料」は全くの別物だったということですね。

また、最初は入れるだけだった具材を「混ぜた」のも、意識していませんでしたが、確かに途中からやり始めたことでした。

 成功していることにも失敗の芽が潜んでいる?

今回は途中で失敗したことでその原因に気づけましたが、これまで1度も失敗していないけれど、よく考えてみればなぜ上手くいっているかわからない・・・なんてこと、探せば意外とあるのではないでしょうか。

・準備していない

例えば、準備せずにやっているけど、これまで大きな失敗もなくやれてきていること。

私の場合は、対人関係スキルでしょうか。

前回まで5回に渡り書いてきた上司(課長)との関係は失敗例ですが、逆に言えば、それまで他人との関係において大きく失敗したことはありませんでした。

しかし今思い返すと私がそう思っているだけで、人生において失敗してきたこともあったのでは?と思います。(私が気づいていないだけで、相手の方は大きなストレスを抱えていた、など)

これ、結構怖いことですよね。

・なんとなく始めて成功し続けていること

卑近な例ですが、わたしの場合は実家でのカメの水替えです。

水を替えるとき、排水溝に汚れた水を流すのですが、ある日突然めっちゃこぼしてしまったんですよね。

それまで100回以上やってきて1度も失敗しなかったのに。

その後しばらく、うまくいったり失敗したりを繰り返し、ある時、「自分の足の位置」「水を注ぐ位置」この2点が成否に影響していることに気づきました。

これ、最初の100回は何も意識しなくても成功し続けてたわけです。

だから、「これはもう完ぺき」と思っても無理ないですよね。

でも、ある日突然スランプに陥った。原因を突き止めるまでにはかなり時間がかかりました。

上記の私の例では無意識→失敗 となって原因が発覚したわけですが、これ、失敗していなかったらと思うと怖いですよね。

というか人間関係の失敗なんかは、社会人デビューしてから発覚するとか結構キツい。

それまで失敗してないからいきなり自分の行動様式を変えるのは中々難しいし、相手が上司や取引先となると死活問題になりかねません。

失敗は早ければ早いほど得

この経験から導きだされる結論は、「失敗は早ければ早いほど得」ということです。

よく言うことではありますが

「失敗は成功の元」

「うまくいかない方法を見つけただけだ」

まさにこの通りだと思います。

成功するためには、「なぜ成功しているのか」を理解することが大事とも言えます。

でも、普通成功していることの要因は特定が難しい。

そこで役立つのが「失敗」です。

失敗は、要因特定の有効な取っ掛かりとなります。であれば、失敗は早くした方が、成功へのPDCAを早く回せる。トータルでみれば得と言えます。

失敗を沢山したことは確実に「本物の成功」へ近づいている

わたしも仕事ではたくさん失敗してきました。4年間で2回の転職は、人によっては失敗の連続という人もいるかも知れません。

確かに、1社目では心身ともに限界に追い込まれたし、2社目でも上手く活躍することができませんでした。

でも、1社だけより2社、経験したことでわかったことはたくさんあります。

(もちろん、「勤め続ける経験」を引き換えに、です。勤め続ける中で見える世界があるのも、当然承知しています)

特に、わたしにとっては「会社に合わない」という性格が判明したのは大きな収穫でした。社会で長く生きていく上で、非常に大切な気づきでした。

途中、楽天のような、新卒の時には夢のようだった大企業にも勤めましたが、自分の望む人生はもっと違う世界だと気づけました。

これが、もしずっと1社目にいたら、本当の自分の夢とは違う「大企業に入れば幸せになれるのに…」と思い続けていたかもしれません。

こうなると、自分の本当の夢とは別の目標に対して努力する時間がかかるので、その分本当の夢の実現は遠のいてしまいます。

これは、時間が限られた人生において、大きな損失です。

私は「会社に合わない」ことに気づけたことで、大学生の頃には思ってもみなかった「独立」「起業」という道を模索し始めています。

だから、人生の中で「上手くいかないぁ」「いつになったら幸せになれるんだろう」なんて思うことって絶対みんなあると思うんですけど、だからこそ、そこでぜったいあきらめないでほしいなって思います。

実は、失敗が多ければ多いほど、「本物の成功」に近づいているからです。

あとがき

以上、わたしの失敗に対する価値観を書かせていただきました。

ブログをはじめてから、意識的にポジティブなメッセージを発信することが、何より自分にとって最高の意識付けになっていると感じます。

わたしもまだ始めたばかりで、夢への道を歩き始めたばかりですが、みなさんといっしょによりよい人生の実現目指して進んでいければと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

Do for Others.

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。