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【転職体験談】新卒で入った会社を2年5か月で辞めた話① ~入社から退職後まで~

こんにちは、ホワイトチャンネル(@WHITEChannel3)です。

5月というのに、とんでもなく暑い日が続いていますね。

わたしは夏が好きなので5月くらいからテンションが上がるのですが、ここ2年は暗い5月を過ごしていました。楽しいはずの季節が楽しめないって、辛いですよね。

理由は、「ずっと仕事で悩んでいたから」です。

今日のテーマ、1社目を辞めるのを決めたのは、5月末。まさに辞める直前でした。

今日は、私がなぜ1社目を辞めるに至ったのか、そしてどう感じていたのかを書いていきたいと思います。

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新卒で入った会社

・希望していた業界

わたしは新卒であるメーカーに営業として入社しました。就活のときから希望していた業界で、第一志望の会社ではないですが、ほぼ希望がかなった形でした。

(今、3社目にしてその業界に戻ってきました。わたしの性格を考えると、本当に好きな業界だからまだサラリーマンを続けていられるのだと思います。)

わたしの就活については良かった点、反省点どちらもあるので、またいずれ書きます。

・希望が通った数少ない新人 花形部署へ

15人程度いる同期といっしょに3か月の工場研修の後、配属されたのは社内でも一番人気の部署でした。熱烈にそこへの希望を出していた同期もいる中、わたしがそこに配属されたのは意外だったと思います。

わたし自身は「根拠のない自信」があり、希望に胸をふくらませていました。

初日から感じた違和感

地方からの引っ越しをドタバタと週末に済ませ、週明け配属先に出勤した日。

その日から、わたしは言い知れぬ違和感を感じました。

・職場の雰囲気 セクハラ気味、部長はぜったい

偏見もあるのは折り込んできいていただきたいですが、わたしからするとその会社は「古い体質」の会社です。

初日から終電までの飲み会という洗礼を受けました。

引っ越し明けかつ、初めての職場で緊張している新卒を、初日から終電まで飲ませる感覚、わたしには分かりません。

何より衝撃だったのは、わたしの目の前で始まった、部長と先輩(女性)のイチャイチャオンパレード。

初めてなので突っ込んでいいのかもわからない、何とも言えぬ雰囲気。

セクハラに敏感になっているこのご時世、これが日常的に行われているとすれば、ヤバイところだと感じました。

・異動してきた直属の上司

その後わずか3週間ほどで、直属の上司(課長)が異動となりました。わたしの退職の直接の原因となる人です。当時は思ってもみませんでしたが。

それでも最初は順調だった

 それでも最初は順調に研修、OJTを受ける日々が続きました。

やはり仕事は、自分で責任をもったときに初めて学ぶものですね。

もちろんところどころ、飲み会での違和感などは感じましたが、「利害関係のある直接の仕事上のやりとり」がなかった分、決定的な違和感を感じるには至りませんでした。

業界全体で慢性的なキャパオーバー状態

 当時の職場の雰囲気はと言えば、業界全体として慢性的なキャパシティーを超えている状況でした。

基本的にメーカーというのは、自社の生産規模を突然拡大はできません。

工場への設備投資には莫大なお金がかかりますし、それを回収できる見込がないと投資はできないからです。また、物理的にも、工場の新設や新しい人員の確保には時間がかかります。

今回も、マスクが一時的に品薄になったり、トイレットペーパーがなくなったりしましたよね。もちろんコンスタントに生産は可能ですが、一時的な需要の拡大に合わせて供給できないのは、そのためです。

メーカーにおいて設備投資というのは、慎重に行うのが通常なのです。

・職場の誰もが余裕のない状態(中間管理職も含めて)

わたしが入った時点で、すでにこの状況が3年ほど続いていました。(お客様が化粧品メーカーで、中国のインバウンド需要が拡大していた真っただ中でした)

小さくはないですが超大手でもないので、40代後半の課長といった中間管理職を含めて、全員が営業のプレーヤーとして働いている状況です。

なので、わたしのメンターである先輩はもちろん、上司も常に余裕がないです。

これは、2社目の楽天で感じることとなる「売上をあげねばというプレッシャー」とは全く別物ですが、同等以上にしんどい代物でした。

※会社という組織に属する以上、その会社や部署が置かれている環境に大きく左右されるという視点は大事かと思います。

中間管理職は常に忙しい立場ですが、「管理」という仕事に加え「プレーヤー」としても忙しいと、結果として「管理職」としての役割は後回しにされがちです。

そして、そのしわ寄せを受けるのは、守られない「部下」です。

・直近4年間の新卒が「全員辞めている部署」

気づけば、私とわたしの同期が辞めたことで、その部署に配属された新人は「4年連続で3年以内に新人が辞めた部署」となりました。

営業の新卒採用が10人程度の会社で、4年連続で新人が全員辞める部署、中々にヤバイと思います。

その間、トップの部長は変わらず。通常であれば何らかの責任問題になってもおかしくないですよね。

風通しの悪い組織であるとは、言ってもいいのかなと思います。

病気で休職しはじめた同期

入社して2年目、このころから私の同期(ブログをはじめるきっかけとなった子)が会社を休職しはじめました。理由は体調不良とのことでしたが、精神的に追い込まれていたのだと思います。

私も仕事で大変でしたが、その子の場合、仕事に加えて先輩との人間関係でも悩んでいたように思います。

ですが、当時のわたしは余裕がなく、その子のフォローはできませんでした。

 

2話へつづく

 

思ったより長くなってしまいました。

まだ半分くらいあるので、続きは明日、書いていきたいと思います。

 

明日は、「1度目の辞意表明」パートからです。

実は、会社を辞める前にも1度、会社に辞める意思を伝えたことがあったのです。そのときは、すぐ撤回し、上司に焼き肉に連れて行ってもらい和解(?)したのですが…

その話も含めて書きますね。

Do for Others.

それではまた明日、お会いしましょう!